スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2018の投稿を表示しています

恋のうた十首

二 ヶ月もかけて描いた君の絵は二次性徴で構図が狂う 下着から先に生まれてきたようなお前の裸は想像つかない 稲光が俺のちんこと後輩の乳房を照らし性欲の秋 自転車に跨がる君に放課後は俺が跨がりギア換えるんだ 盗撮をしてたつもりがなんてこった俺の心が盗まれちまった 教室にブレザー・スカート落ちていてブラウス・ショーツの女どこだよ 好きな子のベロを引っ張る夢を見て俺の前世は閻魔大王 好きだって気づかないまま腰振って他の男の精子掻き出す ちんちんをショーツの中に入れたくて俺はやっぱり恋をしている 制服を着てても好きなあの女子にその上その下おっぱいまんこ  恋愛をテーマにした短歌の公募があり、応募をしたファルマンが「お前も考えればいい」と言ってきたので、「よっしゃ!」と発起して詠んだ。詠めば詠むほど、「恋愛とはいったいなんだろう……?」という気持ちになった。これを応募した場合、受賞の目はあるのかとファルマンに訊ねたら首を振られたので、応募はせずにここにアップすることにした。  いやしかし、恋の短歌を詠もうとして、恋にまじめに向き合えば向き合うほど、「ちんこをショーツの中に入れてぐりぐりしたりしたい気持ち」を伴わない恋愛感情なんてあり得ない、という思いが強まり、こんな風にしか俺は詠めない、と思った。恋愛感情とは、陰嚢で醸成されるものなのだと思う。

気にしない短歌十首 愛しくて秋

美 少女のせっせせっせがよいよいで俺のアルプス一万尺に アイドルが身分の低い俺のこと気にせず裸になって高飛車 もうこれが7Pか8Pか9Pか数えることに意義が見えない 火の鳥のプリントビキニ身に着けて少女は怒涛の黎明編へ 処女膜が乗馬で破れた嘘ついた少女の腹に馬刺し盛る宵 ママレード・ボーイの乳首は甘くって亀頭は苦い好きになってく…… 会話中マウントしがちな黒崎がベッドの上でも一貫してる 恋人と恋人と恋人と恋人が新恋人を苛めて困る 大抵の服から乳房がこぼれ落ちるお前のために型紙起す 放課後はブラウスを脱ぎパーカーに着替えるお前が愛しくて秋